ホログラフィーアート館

ホログラフィーアート館

シャンパングラス

ホログラフィって何?

ホログラフィとは、3次元(立体)像を平面に記録・再生する技法のことです。
言い換えれば立体的な写真を撮ったり、観たりするための技術です。
そして、その“立体的写真”の事をホログラムといいます

ホログラフィの作り方

ホログラフィとはどうやって作るのか?
ここでは一番基本となる方法を説明します。

周囲を見渡せばいろいろなものが見えます。
でも、今まさに読んでいるこの文章も光の一切ないところでは何も見えない筈。
私たちは実は「物を見ている」のではなく、「物が反射する光を見ている」のです。
つまり「見る」行為は、物体から反射される光の情報が脳に伝わり、映像化されているんですね。
また人間の両眼の距離は約6㎝程離れていますが、物体を見る時にその距離がある分左目と右目に入る光の情報が違います。その為、物を立体的に見ることができるのです。
この物体から反射されるそれぞれの光の情報を記録することが、3次元の像を記録するという事につながります。

ホログラムを撮影するにはレーザー光を使います。
光には波の性質があり、レーザー光はこの波の高低がそろって進みます。
ホログラムを作る時は対象物に二手に分けて光を当てるので、レーザー光が2つになれば、高低差もそれぞれ2倍になり、その分記憶材料に記録しやすいのです。

ホログラフの仕組み
まず、レーザー光を「ビームスプリッター」という機械で二手に分けます。
それぞれを対物レンズに通して拡大させ、ひとつは物体に当てて反射光(物体光)を作り、ひとつは記憶材料に直接当てます(参照光)。
すると二つの光はぶつかって干渉します。この「干渉」した状態を記憶材料に記録し、現像すると、縞々の模様ができます。これを「干渉縞」と言います。
こうして出来た、記録された画像をホログラムといいます。

ホログラムの再生方法

記録された画像(ホログラム)を拡大して見ても縞々の模様(干渉縞)しか見えません。
でも、その画像に記録した時の参照光と同じ光を当ててやります。
すると、ホログラムは物体光と参照光がぶつかり合ってできた干渉縞を記録しているので、干渉縞のすき間から飛び出した光は物体光と全く同じ形をしたものになります。

そこで、最初に出てきた“見る”行為のメカニズムです。
私たちが普段目にしているものは物体に反射された光、つまり物体光です。
ホログラムもまさに物体光が全くそのままの形で再生されるので、立体的にみえるんですね。

最近では、私たちの身近にもホログラムが使われています。
一番確かめやすいものとして、お札があります。お札の左下のキラキラと輝く部分です。
他にも、クレジットカードや商品券、さらには、ネイルアートにも使われているそうです、時代ですね~。

当館の『ホログラフィーアート館』では、このホログラムアートをおよそ40点ほど展示しています。
作品の中には画像が動いて見える物もあり、初めて目にするとちょっと衝撃ですよ。
また、グッズコーナーでは、ホログラムアートの販売もしています。

ご家庭でホログラムアートを鑑賞するときには、室内の蛍光灯ではよく見えないことがあります。
そこで、ホログラムアートをより良く鑑賞する為の方法です。
・照明はホログラムの正面上約30°から当てて下さい。
・ホログラムと照明の距離は40㎝以上とってください。
・照明器具として、ハロゲン電球、クリア電球をお薦めします。

絵の具

ホログラムは写真や画像で見てもその立体感はちょっと伝わりにくい物。
実物を目にして初めてそのリアリティがわかります。
ぜひ一度、立体画像の世界を体感してみてください。
本当にさわれそうで、思わず手を伸ばしちゃいますよ。